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カットのイメージをもっと広めたい ~身につく確かなスキル~
2021年08月-
今村 篤志
ミエ・ヘア・アーチストアカデミー卒業し、2018年に入社。後輩ができ、良き兄として日々意欲的に取り組んでいる。休日は温泉に行って癒されている。『Ratie』のスタイリストとして高いカット技術を日々披露している。
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松本 理沙
中日美容専門学校を卒業し、2020年に入社。家事と仕事を両立している母を尊敬し、自分もスタイリストデビューのために日々精進。趣味はカフェ巡り、美味しいものの食べ歩き。得意ではないが、料理をするのが好き。
『Ratie』らしさを、次は自分たちで。

松本さんはどういう経緯で『Ratie』に入ってきたんだっけ?
私は学生から就職のときは1年間別のサロンに一度入っています。
そうなんだ、前のサロンはどんなお店だったの?
そのサロンはカラーが有名で、当時の私はカラーをやりたかったのもあり、そこでスキルを身につけようと思ったのがキッカケだったんです。
なるほどね、それで前のサロンから移った理由は?
カラーが優れていたのはすごく良かったんですけど、「カラーだけ」だったのもあって、「次はカットを強くしたい」と思って『Ratie』へ。
しっかり自分の道を突き進んでいるってことだね。
今村さんは『Ratie』に入ったキッカケってなんだったんですか?
自分の場合は、出身も学校も三重、ということもあって「就職するなら名古屋かな」って、より栄えている名古屋を目指したのがキッカケかな。
いろいろなサロンを見に行ったんですか?
そうそう、お客さんとしていろいろなサロンに行ったよ。そこで「どれだけ満足できるか? 」を基準にしていったら、『Ratie』のカットのレベルに驚いた。それが決め手だね。
そうだったんですね、やっぱりカットの技術が高いですよね。
うん、自分の高校時代にスタイリングすることが流行っていたんだけど、雑誌で紹介されているようなものや自分のイメージしているものには、どうしてもスタイルが近づかなくて(笑)。なんでだろうって考えても、田舎のサロンじゃできないわけ。
それっぽいカットじゃできないスタイルだったわけですね。
そう、だから実感として『Ratie』で自分がお客さんとしてカットしてもらったことが一番大きい。イメージ通りのスタイリングができるのは、カットの技術の高さだと思うから。
なるほど。カットの強いサロンを探していたとき、東京でも有名な『peek-a-boo』にいた方がやっているサロン=『Ratie』というのが私の中で大きいです。名古屋の中でもカットを推しているサロンって他になかったですね。
そうだね、カラーを推しているサロンが多い印象だもんね。
少しずつカットの練習をし始めているんですけど、コームとシザーの持ち方に苦戦してしまいます。
慣れるまでは苦労するよね。ウチのスタイリストは皆、そこにこだわっているよね。
そうなんです! そこを大事にしていて、しっかりとした持ち方、基礎的なことを大切にしているんです。
自分は『Ratie』しか就業経験が無いから他のサロンとは比較できないけど、持ち方とか姿勢はキレイだなって思う。オーナーが言っていたことだけど、「キレイな字を書く時には姿勢を気にする。カットもそれと一緒」だって。そういう意識は本当にためになるよね。
そういう方々に教えてもらえる、一緒にやらせてもらえる環境っていうのは恵まれているなって感じています。
そうだね、4年いるとその有り難みが薄れてしまうときもなくはない(笑)。もちろん、感謝はあるよ。松本さん的にサロンの雰囲気はどう?
すごく良い意味で「大人のお店」って印象です。寄せ付けない感じではなく、落ち着いている感じ。
なるほどね、お客様も割合的に30~40代の方が多いっていうのもあるからね。
はい、大人の目線でいろいろなことを教えてもらえるので、すごく勉強になっています。
慣れてきたのもあるけど、自分はそれ以上に親しみやすさを感じるかな。上司や先輩との距離が近い、壁を感じないな。そういう空気感を自分も一緒につくっていきたいなって感じている。
そうですよね、雰囲気・空気感を自分たちもつくる側に自然と入っていきたいですね。
どう、成長できているな、したなって感じる瞬間はある?
成長かどうかは分からないんですけど、TPOをわきまえられるようになったと思います。
大人~(笑)。
(笑)。お客様の年齢に合わせてだったり、場に相応しい格好をするようになったり。仕事中は「どう見られているか? 」を意識できたり。
なるほどね~。自分はどうだろうな~。アシスタントからスタイリストになれたことを考えると、成長できていると思うけど、同時にまだまだだなって気持ちもあるかな。
私も満足はできていないですね。
でも、学生意識はなくなったと(笑)。
それは私も(笑)。前のサロンで入社1ヶ月で「このままじゃ、やばい」って思いました。敢えて厳しいサロンに入ったのは自分だからって言い聞かせて踏ん張りましたね。
自分も「お金をいただいている立場」って教えられて、意識が変わっていったのは覚えているな。
いつになっても忘れてはいけないですよね、そういう気持ち。
そうだね。このご時世で集まりとかレクリエーションができないから、早くそこを充実させて、さらに結束とか連携が高まっていくともっと良いよね。
ですね! あと、皆で勉強できる日が増えるといいなってのは個人的な意見です。今も週1でやっていますけど、増やせたらもっと高め合えるはず。
上司や先輩からは言いづらいだろうから、下の世代で提案していきましょ!