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この空気感をもっと感じて欲しい ~雰囲気の良さ=働きやすさ~

2021年08月

  • 秋田 美都樹

    名古屋ビューティーアート専門学校を卒業し、2019年に入社。先輩方の人柄に触れて『Ratie』入社を決める。おっとりに見られがちだが、実はしっかり者。もっと名古屋の美容業界を盛り上げられる存在になりたい。
  • 松延 小百合

    中日美容専門学校を卒業し、カット技術の向上を目指して『Ratie』に2019年に入社。持ち前の明るい性格は、先輩からのイジリの対象に。趣味は弾き語り。できる・やれることを増やすために日々葛藤しながら前進中。

『Ratie』らしさを、次は自分たちで。

カット技術の高さ、サロンが持つ雰囲気の良さ。「先輩たちがつくってきた魅力を次は自分たちでつくっていく」と、若い世代が継承しようとしています。受け継ぎ、下へ伝えていく…これからさらに良いお店になっていくだろうと感じるトークです。

私たちは同期で一緒にアシスタント時代を乗り越えてきたけど、当時に心掛けていたことってある?

そうだね~とにかく、観察すること、見て学ぶことは意識していたかな。

あぁ~そうだね。先輩スタイリストとお客様の会話を注意深く聞いたりね。

そう、先輩によって接客のスタイルが違うのもあって、「いろんな接客の仕方、進め方があるな~」ってね。

言葉遣いもそうだし、会話の仕方・広げ方、カウンセリングの仕方、施術中のポイント…全部が全部手取り足取りで教えてもらえる訳ではないから、日々、感心と共感と勉強の毎日だったな。

「見て学ぶ」、これは大きかったね。

しんどいときとかくじけそうなときはあった?

それはあったと思うけど、褒められて伸びるタイプだから(笑)、良いことを言ってもらえた場面をしっかり覚えて、それを励みにしていたかな。「そのキャラのまま行けば、売上伸びるよ」とかね。

なるほどね(笑)。しんどかったことと言われたら、不調なときに叱られたことを思い出すかな。「こんな失敗は繰り返しちゃダメだ」って。

そんなことあったんだ? 知らなかったな。

変なライバル意識とかではなく、仕事場で弱みを見せない方がいいかなっていうことでね。

同期だからこそ、っていうね(笑)。

そうそう(笑)。秋田はいいな~って思うことが多いよ。誰といても秋田だし(笑)。秋田ワールドがあるから。

何、そのワールド(笑)。

お客様にも先輩にも後輩にも、自分らしさを出しつつ、嫌な気持ちにさせていないのはすごいよね。

ア、アリガトウ(笑)。それで言うなら松延も私に無い良さを持っているよね。私は黙々とやることが苦手だけれど、松延はしっかりとやれる。そういう人が一緒だとできない自分が焦るときがあるからね。

そうなんだ!? それは意外。

同期で同志だけど、ライバルでもあると思っているよ、良い意味でね。私たちふたりはバランスが取れているとも思っている。

それは嬉しいな! でも、ライバル心は正直、少しある(笑)。スタイリストになったタイミングも少し秋田の方が早かったしね。

1ヶ月だけどね(笑)。でも、少しでも早くなりたいとは意識していた。

スピードとか順番はどうしても出てしまうから、私はとにかく自分にベクトルを向けようと思ってた。プレッシャーに感じることもあったけど、自分自身の成長のために、って意識できたから良い経験になったけどね。

そうだね、結局、他人との比較よりも自分次第だもんね。

アシスタントからスタイリストになってさ、やっぱり変化は多いと感じる?

一緒のサロンにいるのに、違う感覚はあるね。

だよね。スタイリストになって一日中ずっとお客様対応をしていることもあったけど、新しいことばかりだから時間が過ぎるのを早く感じたり。

とにかく、楽しいよね! 「自分のお客様」っていうのは一層感じる。提案する接客の楽しさ・難しさを感じたし、それは今でも感じているかな。

わかる! 内容を自分で決めたり、お客様の悩みを真剣に聞いたり、責任は大きくなったけど、楽しさもやりがいも大きくなっている。

1年目でアシスタントとして接客したお客様が今も通っていただいているけど、その方から「カットできるようになったんだね、秋田さん」って(笑)。「時の流れを感じるよ」ってね。

成長していますね、私たち(笑)。私も最初にモデルに呼んだ方がいて、当時は3時間かかった施術も今では1 時間。慣れもあるけど、成長を感じたよ。作業スピードも、スキルも向上できたのかなって。

美容師って不思議な仕事だよね…。

どうしたの、急に(笑)。

(笑)。ふと思うことがあってさ、街行く人を見ていると髪を切り立ての人がいるじゃない!? そういう人を見ると「私のお客様もこうやってサロンを出た後に街を歩いているのかな~」って。

イキイキとしているってことね。

そうそう、それもあるけど、逆に「この人ならもっと良いスタイルがあるのに~」ってもどかしくなるときもあって。

もっと良くできるってこと?

うん、「ウチに来てください! 」って言いそうになるときもある(笑)。

職業病的な感じね(笑)。行き交う人の髪型を目で追っちゃうみたいな。

髪型で印象が決まることもあるでしょ? 面接や出会いも第一印象が大事って言うから。それに携わっている美容師ってやりがいのある仕事だよね。

そうだね。お客様から感謝の言葉をもらえる、結果を出せたときの喜びは大きいね。

その中でも『Ratie』はカットの技術が高いから、満足度を向上できるし。

そうだね~先輩方はなんであんなに余裕があるのだろう(笑)?

だね(笑)。メリハリがあるのに、ピリピリしていないしね。

言葉遣いもやさしいし、空気感がいいよね。理不尽に怒られることがない。

だから、メリハリのある人が向いているかな、これから入ってくる人も。

うん、学ぶ姿勢を保てる人、どんどん質問できる積極的な人も良いと思う。

そして、自分はどうなっていきたいかな~。集客にも注力したいし、どんどんお客様に提案して、喜んでもらえるようにしたいかな、やっぱり!

私は、入社当時からの目標であるカット講師は念頭に置きつつ、それ以外の道や幅を広げるために、自分のスキルや人間性を上げていきたいな。